Archive for 2008年4月30日

カード別使用感 SPLIT SPADES LION SERIES

昼間は汗ばむくらいに暖かくなってきました。
はやく秋にならないかなー。
今日は「SPLIT SPADES」の新しいバージョンです。
ケースやバックデザインが非常に綺麗なカードでした。
「Split Spades LION Series」
David Blaine氏のオリジナルデザインカードです。
以前の「Split Spades」とは質、デザインが違います。
T11やDavid Blaine氏のウェブサイトで発売されています。DavidBlaine氏のサイトではLION発売と同時に旧バージョンのSplitは商品ページから削除されました。
お値段は旧Splitと同じくワンデック7ドル弱。やっぱりちょっと高いです。
現在は値下げされ、5ドル弱です。ケースは白基調で上部にライオン、下部に「db」と描かれています。
赤青黒のカラーは「db」ロゴに表されます。ケースにバーコードなどは印刷されていません。
金色インクが使われている部分があり、リッチな雰囲気の非常に美しいケースです。宣伝カードの類は入っていません。赤と青にはケースと同じデザインのカードが一枚付いてきます。黒はDBカードが一枚付いてきます。
ジョーカーはデュプリケイトです。これも「騙し絵」で描かれており、全体的に見ると大きな顔、細かく見ると、テーブルを使いDavid Blaineが貴族っぽいおじ様にカードマジックを見せている(あるいは二人でゲームをしている)様子が描かれています。
とっても凝ったデザインです。「JOKER」の文字はありません。
スペードのAは大きなスペードのマークの中に女神のような女性が描かれています。「Split Spades」の文字と、このカードをデザインしたMark Stutzmanのネームが入っています。
そして3色ともにちょっとしたクイズが書かれたカードが入っています。
開封直後のすべり具合
「★★★★★☆」(6)
開封直後すこ~し滑りますが、気にならない程度です。
裏模様の見た目
個人的に「★★★★★」(5)
マジック用として「★★★★★☆」(6)
旧Splitと一見すると同じように見えますが、結構違います。
まず白枠との境界線がなくなりました。左が旧、右がLIONです。色合いも若干明るくなっていますね。
非常に細かく、凝った絵が描かれています。黒は一見すると旧Splitの色を反転しただけにも見えますが、よく見ると描かれているモノが違うのです。
[旧Split][LION]白枠ありの上下対称。マジックに使いやすく、スタンダードになりそうな風格を持っているように感じました。
スプレッドのやり易さ、広がり具合
「★★★★★☆」(6)
空けた直後から綺麗に広がってくれます。
感触としてはGURDIANSCENTURIONSに似ています。
リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★☆」(6)
旧Splitに比べて大分弾力が強くなりました。側面の感触も程よいグリップです。
間違いなく質が良くなっています。
ファローシャフルのやり易さ
「★★★★★」(5)
可もなく不可もなく。
一番最初は一枚ずつかみ合ってくれない部分がありましたが、使ううちにちゃんとかみ合うようになりました。
カードの硬さ
「★★★★★☆」(6)
旧Splitよりも弾力は強いです。BICYCLEよりバネが強いと感じました。
GUARDIANSやCENTURIONSに似ていると思います。
エンボス加工の有無

表面加工の記載はありませんが、恐らく「LINOID FINISH」か「CAMBRIC FINISH」でしょう。BICYCLEよりもザラザラ感が強いです。
何層構造か
3層構造になっています。
値段との釣り合い
[#IMAGE|S3#]
若干高いですが、僕としては旧Splitに比べて扱いやすくなったと思います。
ギリギリOKな価格かと。5ドルだったらかなりグッドですが。
[追記]
5ドル弱に値下げされました。グッドです。
旧Splitは絵札の顔が違うものが何枚かありましたが、このカードも同じです。
旧Splitに比べて顔の違う絵札が増えました。写真は左がLION、右がBICYCLEです。描かれている人間にはモデルがいるそうですよ。多分David本人はスペードのKでしょう。
総評
旧Splitに比べ、質はかなり良くなったと思います。
強い弾力と凝ったデザイン、どのようなシーンでも使えそうなカードです。
とっても美しい風格を持ったケースには、底の部分に金色の文字で「1st Edition」と書かれています。ということは「2nd Edition」や「3rd Edition」も出る予定なのでしょうか。
最初のカードの並び順はスペードA~K、ハートA~K、ダイヤK~A、クラブK~A、の黒赤赤黒の順です。青は何故か全くバラバラでした。1つしか空けていませんので分かりませんが、青がバラバラ状態なのは何らかのミスかもしれません。青はJuan Tamariz氏の「Mnemonica」というメモライズド・デックの配列に並んでいます。
弾力の強さや滑り具合はGUARDIANS、CENTURIONSに似ていると思います。側面のグリップ感と滑り具合、程よいカード同士のくっ付き感でフラリッシュにも使い易いカードでしょう。
従来のSpilitにも感じたのですが、このデザインはリボンスプレッドすると非常に美しく見えますね。スタンダードの風格を持っているカードです。
3色で質は大変良くその上美しい。マジックにもフラリッシュにも文句なくオススメです。
4月も終わり。「カード別使用感」をあすぱらに載せてから一年が経ちました。
このカードを含めて36種類。番外編2種、100円トランプ2種を含めると40種類です。
1ヶ月当たり3デックの記事を載せたことになります。
目指すは100種。記事のストックはまだ4種ほどありますが、そろそろ対象のカードも見つけ辛くなってきました。
2年目からは記事の数が減るかもしれませんが、変わらずマイペースに書いていきます。
これからもよろしくお願いします。
カード別使用感 目次

おやすみ

ちょっと、疲れた。

カード別使用感 Split Spades

一応今日からGWだそうです。
でも大型連休といったって本当にガッツリ休める人は少ないですよね。きっと。
今日のカードは「Split Spades」
David Blaine氏のオリジナルデザインカードです。
新しく発売されたSplitSpadesではなくて、以前から発売されていたもの。新しいバージョンと比較する準備として今回あすぱらに載せることにしました。
DaviBlaineというマジシャンを最初に見たのは確かNHKのTV番組でした。
もう10年くらい前になりますが、チャンネルを変えていたらいきなり変な人が街の人々にマジックを見せている番組を見つけて、急いで録画したのを覚えています。
彼のスタイルはストリートマジック。今では街に繰り出したマジシャンが道行く人にマジックを見せるスタイルがよく放送されています。セロさんとか。
しかし当時、そのようなスタイルでマジックを見せることが成り立っていた事を知らなかった僕はDavidの番組にかなり衝撃を受けました。
彼は何も凝ったトリックや演出はしていませんでしたが、見ている人たちは一様に目を見開いて驚いていました。
借りたコインを噛み切ってみせたり(バイツアウト)、客の手の甲に乗せたコインを一瞬で消してみせたり(レイヴン)といった、非常にシンプルで短いトリックを見せて回っていました。
ショウとしてマジックを見に来る人々は「マジックを見る」という心構えがありますが、その辺を歩いている人達にはそんなものありません。
心構えの無い観客の心にダイレクトに響き、深く印象に残るようなマジックをDavidは見せていたのでしょうね。
「Split Spades」
TALLY-HOをベースとしてDavidBlaine氏オリジナルのデザインで作成されたカードです。
BeeブランドのSplitSpadesも発売されています。
不思議なことに、このカードが発売され始めた時、デザインを見て「ふ~ん」と思っただけで、僕の食指は全く動きませんでした。
お値段は国内ショップだと1000円程度。海外のショップでも7ドル弱。
かなり値段の高いカードですね。ケースは白黒のちょっと妖しい感じ。
TALLY-HOのケースを基にして少し文字などを変えたデザインを取っています。
ジョーカーはデュプリケイト。絵が描かれていますが、これは所謂「騙し絵」でして、2つの見方があるそうです。僕には「顔」以外に見えないのですが、他にどのように見えるのでしょう。文字が綴ってあるのかな・・・?
スペードのAはTALLY-HOと同じデザインです。
他にブランクフェイスカードと「DavidBlaine」の頭文字をとった「db」のロゴが描かれたカードが付いてきます。
開封直後のすべり具合
「★★★★★☆」(6)
そこそこ滑りますが、滑り過ぎということはありません。無難。
裏模様の見た目
個人的に「★★★★」(4)
マジック用として「★★★★★☆」(6)
何故か好きになれない裏模様。
中央に「db」、カードのエンド部2つの三日月。
カードの四隅に描かれているのは「顔を覆って剣を突き刺す天使」です。
他にも蛇の頭や、トラのような動物も描かれています。
非常にデザイン性の高い綺麗な模様ですね。
上下左右対称、白枠がありマジックに使いやすいカードです。
カラーは赤、青、黒(白?)の3つです。
スプレッドのやり易さ、広がり具合
「★★★★★☆」(6)
軽い感触でサラっとしています。変に滑らないので広げ易いです。
リフルシャフルのやり易さ
「★★★★★」(5)
TALLY-HOベースですが、それよりもかなり柔らかく作られています。
厚さは変わりませんが弾力が弱い。良く言うと「軽い」、悪く言うと「ペラペラ」です。
特に支障はありませんが、デック側面のさわり心地はあまりよくありません。
ファローシャフルのやり易さ
「★★★★★」(5)
特にやり難いことはありません。
カードの硬さ
「★★★」(3)
BICYCLEよりも柔らかく、弾力が弱いです。
僕としてはもう少し「しなやかさ」があると良いのですが・・・・。
TALLY-HOと同じような弾力を期待すると「あれ?」と思うでしょう。
耐久性はあまり期待できません。
エンボス加工の有無

表面加工はTALLY-HOと同じく「LINOID FINISH」となっています。
BICYCLEよりもすこ~~しだけエンボスが荒いような気がします。
ちょっとだけザラザラ感が強く感じられました。
何層構造か
3層構造になっています。
値段との釣り合い
[#IMAGE|S2#]
品質は悪いものではありませんが、これ1つで1000円は大分高いです。
5ドルならギリギリ買うかな、といったところ。
このカードはスペードのK,QとハートのQの顔が、通常のU.S.P.C社製と違います。
左がSplit、右がTALLY-HOです。なんだか「キリッ」としていますよね。キリッ。
総評
ちょっと値段と質が釣り合っていないかな、と感じました。
TALLY-HOの弾力は決して強いとは言えないのですが、それよりも更に柔らかく、僕としてはペラペラだと思います。
印刷にズレがあり裁断もあまり丁寧とは思えません。
2つ空けましたが、片方は少し弾力があり、片方は変にペラペラでした。当たり外れが大きいカードなのかもしれません。
普通U.S.P.C社製のカードは、トップから「ハートのA~K、クラブのA~K、ダイヤのK~A、スペードのK~A」と、赤黒赤黒の順に並んでいます。
しかしSplitは、トップから「クラブのA~K、ダイヤのA~K、ハートのK~A、スペードのK~A」という黒赤赤黒の順でした。何か意味があるのでしょうか。デザインは非常に凝ったものですから、このデザインで作られた新バージョンがどのように変わったのか気になるところです。
カード別使用感 目次

暇な時間とカードの使い方

1つのデックを長く使い続けると汚れが付いてきてベタベタになりますよね。
練習にも使えなくなってしまったデックはどうしてますか?捨てていますか?
捨てるのが手っ取り早い手段ですが、僕はどうも「カードを捨てること」に抵抗があります。
破いたりサインペンで何か書くのは平気なのですが、どうも「ワンデック丸ごと捨てる」ことが出来ないのです。
では真っ黒デックが積んであるかというと、そうでもないのです。
真っ黒デックはカードサイズ一口メモ、いわゆる「ToDoメモ」として使うと便利。
「デック丸ごと」捨てるのは嫌なのに、一枚ずつ捨てるのは平気なんです。
ですからカードにメモして、それが不要になったらポイです。
でもこの使い方だと52枚(フルデック揃っていない時が多いですが)使い切るのに時間が掛かりますね。
そこで稀に(ホントにたま~にですが)暇な時間真っ黒デックを無駄に使ってパズル的なものに挑戦したりすることがあります。
カードで箱を作って「この箱を使って何かマジックできないかなぁ」と考えたり、カード一枚を使って「HyperCard」を作ってみたりします。ハイパーカードというのは上の写真右のように、よく見ると本来なら有り得ない構造をしているカードの事。検索してみると、とんでもないハイパーカードも見れます。
マジックが好きな人は一度くらいなら上の写真右のカードは見たことがあるのではないでしょうか。作り方を知っている人も沢山居るでしょう。
あれの構造を基本にしてちょっと弄るとこんなものも出来ます。ちょっと分かりにくいので他の角度からも。これは繋がった一枚のカードで出来ています。糊付けはしていません。
裏と表が何だか変な感じになっていますが、切り離した部分は無く、ハサミでコウモリ(これ一応コウモリです)の形にくり抜いたわけではありません。
「・・・・・何が不思議なの?」と思われた方は画像をよ~く見ながらカード一枚とハサミを持ってレッツトライです。集中して作れば想像力(創造力)アップかも?

お休み

Buck兄弟はクリップ売る前にオリジナルカードを出すべきだと思うわけですよ。