Archive for コインマジックをはじめよう

OH!

あっついですね~、気をつけないと。

 

先日、動画と共に載せた思いつきメモ「おはじき」ですが、これを2枚だけの一発芸的なものから、4枚を使ってシンプルな手順にしてみました。

「OHAJIKI EXTREME」

 

最初は3枚か4枚のレギュラーコインでやってみようと思ったのですが、フェイクパスなんなりを使うとコインを手の中に握って見えなくする時があるのです。

この手順のようにテーブルにスリスリしてからピャッとする場合、テーブルに広げた数枚のコインをハッキリ見せてから、その中の1枚をスリスリしたいのですよ。

すると簡単で上手く見せられるのはシェルコインを1枚入れることなんですよね。

 

コインを捕まえているのはデイビッド・ロスの「ポップ・アウト」という技法です。デイビッド・ロスがコインボックスのルーティンで使っているのを思い出しました。

このテクニックをおさらいしようと思って「世界のコインマジック」をパラパラ読んでいたら、リチャード・カウフマンがレギュラーコインを使って行う「オープン・トラベラーズ・1」という作品を収録していました。

カードマジックのアレと同じような演出で、コインを見えない状態にしてから、移動させた先でポップアウトさせる、という演出のコインマジックです。

これはエキストラコインやラッピングを使うので好みではありませんが、先に書いた「テーブルに広げた数枚のコイン」をハッキリと見せてから、1枚ずつ飛行させる事が出来るので、シンプルで綺麗な手順だと思いました。

この作品も練習して撮ってみようかしら。

 

なので「おはじきエクストリーム」はこのカウフマンの作品の、シェルを使ったアレンジバージョンという事になりますね。

ohajiki

 

メモメモ動画

 

蚊を手でパーンして

「やったか・・・?」

と声に出すと

大体やってない。フラグって怖い。

 

 

動画の編集に使っていたペガシスの「TMPGEnc Video Mastering Works」の新しいバージョンが出ていたのでアップグレードしました。

新しいのはバージョン6ですね。このソフトはとても使いやすくて人にもオススメ出来ます。

何年か前に編集ソフトを選ぶとき、カッコいいエフェクト演出が簡単に作れるようなものを探してまして、色々な体験版を試したりもしました。

TMPGEncのソフトはそういったテンプレートがあまりありませんが、自分でやろうと思えば何でも出来る配慮がされているので、頑張ればカッコいいエフェクトだって作れます。頑張れば。

痒いところに手が届く調整が効くので結局このソフトを使い続けることになりましたね。

バージョン5から6になって見た目がちょっと近未来的なカッコいい感じになりましたが、基本的な仕様は変わっておらず。
5で「ここが弄れたらいいなぁ」と思っていた部分などが改善されているので、より使いやすくなりましたね。

ソフトの使い方は同じなので練習という事ではありませんけど、いつぞや撮った動画メモで面白いのがいくつかあったので繋げてみました。

「おはじき」

何か面白い見せ方ないかなぁとコインを弄っていて、MAパスでポンと飛ばすのを見ていたら思いついた表現方法。
デイビッド・ロスの「ポップ・アウト」というテクニックを引っ張り出して使ってみたら結構いいんじゃない?という事で取り合えず2枚のアクロスです。

これは後に「おはじきエクストリーム」にして4枚のコインアクロスとして作ってみました。

 

「MAパスしながら」

MAパスは意外にもコインを何枚かパームしたままでも出来るんですね。何か突飛なクライマックスに出来ないかと思って。

 

「ピンキーのあれ」

抜く前にちょっとスリスリするとやりやすくなりますね。

 

「お箸形式のセカンドディール」

デレック・ディングルの本を何度も読むと、どの作品も強烈で、ラーメンで言うとコッテリ濃厚とんこつスープ的な感じに思うんですけど、時々は物凄くあっさりしていて、やることシンプルなのにすごく面白い手順があったり、未だに飽きのこない一冊ですな。

この本では汎用性の高い知識としてセカンドディールの項目も大変勉強になりましたが、 この方法はディール技法というよりも、指の動きや体の動かし方が「トップチェンジ」に良く似ているというか、僕としてはこのセカンドディール解説の中心部分、幹の部分が「トップチェンジ」だとしても違和感ないんですよね。

でー、いったんトップにカードを預ける形のトップチェンジと考えると、カードを受け取る側の手はどんな形でも大丈夫なんですね。

もともと片手で行うディールとしてますから、やることは全部デックを持つ手で完結しています。なのでこういった指の形でも十分にディール出来ますし、こっちの方が「セカンドディールしてない感」があるんじゃないかなぁ。

本当のお箸持っても多分配れますね。

 

「メイさん」

抱っこをねだる。かわいい。

 

20150721

 

無いのが先か、有るのが先か

 

ぴゃー暑い。
38度を超えた所もあるそうで、気をつけないといけませんね。

 

今日は手品の話しですよ!(内緒ですけど僕は手品が好きなのです)

 

ふと考え始めてからスラスラっと結論が出た疑問なのですが、あまり考えたことのなかったポイントでしたのでブログにも載せておこう。暇だし。

 

テーブルの上に2枚のコインがあるとして、1枚ずつ両手に握ります

コインを両手に握ったまま、秘密の能力で右手のコインを左手に瞬間移動させます(スゴイ!)。

この段階でお客さんはコインの移動を知りません。

右手は密かに空っぽになり、左手には密かに2枚のコインが握られています。

さて、お客さんに瞬間移動を伝えるため、手の中のコインを見せなくてはなりませんが、

 

右手を先に見せますか?それとも左手を先に見せますか?
それとも同時に開いて見せますか?

 

 

空っぽの右手を先に見せるか、2枚になっている左手を先に見せるか、という話しなのです。

 

僕は正直に言いましてコインへの造詣がないので、あんまり気にしないでその時の雰囲気で披露してましたけど、コインマンズの世界ではもしかすると筋の通ったルールがあったり?しなかったり?するかもしれません。

 

コイン本だとその辺を丁寧に解説しているモノを読んだ記憶が無いのですが、当たり前すぎて書いていないとか、そういう事はないよね・・・?

 

思い返すと本の解説などでは、コインの数が減った、あるいは消えた方の手を先に見せて、コインが増えた手を後から開く、という手順が多い気がします。
「増えている」という見た目よりも、「消えている」という見た目の方が分りやすい、という事もありますが、ナンデー?

 

個人的な経験からすると、いわゆる「テン・カウント・トリック」をやる時にお客さんの両手の上でやることがありますが、その時は同時に開いてお客さんの片手に2枚のコインを落とすんですね。

お客さんからすると両手に1枚ずつコインが落ちてくると予想していたところ、片手に2枚のコインが落ちてくる感覚が意外で驚きを増すかな、という理由です。

 

この考え方でいくとテーブルでコインズアクロスを演じる時にも両手同時開きでイイとは思いますが、テーブルの場合はお客さんからすると視覚100%でしょうから、じっくりと見せたいなぁという気持ちがあるんでしょうね、片手ずつ見せる場合が多いです。

じゃあどっちから見せんの?となると、、、う~ん、、、

 

要するに、「消えた状態」「増えた状態」のどちらを強調するか、という話しになると思うんですよね。

 

コインズアクロスで一番強調したい事は「コインが移動した」という結果ですね。

 

となると、まずは先に「消えた状態」を見せてからちょっと間を置く。
お客さんが「コインが移動したの?」と想像をしたところで、「増えた状態」を見せた方が「やっぱりなー!」と共に「コインが移動した」事が強調出来ると思うのです。

 

先にコインが「増えた状態」を見せると、この時点で「コインが移動した」結果を見せるわけですから、その後で「消えた状態」を見せても、それはオマケになってしまうのかもしれません。

マジシャンからすると増やすよりも消す方が難しい場合が多いので、こう、勿体ぶるという裏側の理由もあって、先にじっくりと消えた状態を見せたいという心理が正直あると思います。

でも改めて順序立てて考えると、やはり「消えた状態」から「増えた状態」という順に見せるのが良い、と言えるのでしょうね。

 

ふぅ、またひとつコインを勉強した気分ですぜ。

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あけましておめでとうございます

 

世界60億人くらいのトマト好きの皆さま、あけましておめでとうございます。

 

2014年は色々な事がありました。

消費税が8%になったり。

あとは特に無いですね。

皆様はどのような1年でしたでしょうか。
僕は主にチビさんをモチモチしてました。

今年も皆様が健康に過ごせますように。2015年もよろしくお願いいたします。

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ひと月も更新していなかったので、新年早々ですが色々書いておこう。

 

「最近の発見」

どうも炭酸飲料を飲むと関節が痛くなる。

胸やけしてきたかな、と思ったら胸や肩がすごくこったように痛みます。

炭酸を入れたお酒飲んでるときに割と出る症状だったので、なんか変な風に酔ってるのかなと思っていたのですが、炭酸をそのまま飲んでも同じようになることが多いのに気付きました。

前から何だろうなぁと思っていたので、ちょっと調べましたら、よく肩がこる人や気圧の変化で関節が痛む人もそうなる事があるそうです。

僕は多分肩こりなんでしょう。2014年は湿布に頼る事の多かった一年でしたので2015年は軽減されるといいですなぁ。

 

「最近の発見2」

20年ぶりくらいに駄菓子の「カットよっちゃん」をコンビニで買って酒のツマミにしてみたのですが、どうも僕の覚えているよっちゃんと違う気がする。

思い出の中のよっちゃんは、毒々しいレベルで赤くて、もっと薄くて、もっと酸っぱかった。イカのゲソもちょっと入ってたり、パッケージには当たり付きの黒い部分があった。

こんなに色も味もマイルドなよっちゃんは居なかったし、まして当たり付きの黒い部分が無いなんて、、、、

誰だお前は!よ、よっちゃんじゃない!

と思ったのだけど、よっちゃんのメーカーをみたら色々なよっちゃんが作られているらしい。

この年になってよっちゃんの新しい面を発見するとは思いませんでした。

 

「クラシックパームは出来ない」

最近良く演じるカードはJohnBannonのIconoclasticAcesです。

演じ方が最近良く見る短めのトリックに似ている気がして面白なぁと思いましたが、「Dear Mr. Fantasy」の和訳本が2013年発売、原著は2004年ですし、JohnBannonご本人が演じはじめたのはもっと前でしょう。

考え方を読むとなるほどなぁと納得ですが、なんかこう、センスが別格なんでしょうね、この人は。

コインはあんまりやってないのですけど、手持無沙汰な時はカード弄るよりも手軽なのでパームの練習とかはやってます。練習はしてますけどコイン上手い人は変態だと思います。

結構前からですけど、複数枚を音をたてないように別々の場所にパームするっていう行為に快感を覚えてしまいまして、意外と難しくない割にマニアックな事が出来るので色々使い方を考えてます。あとコイン上手い人は変態だと思います。

既に1枚カールパームしている状態からもう1枚であればダウンズパームで音を立てずにフェイクパス出来るんですね。

これは意外と簡単で、最初にクラシックパームも使えば3枚、その状態から無理やりもう1枚フェイクパスも出来るはず。まぁでもおいちゃんはクラシックパーム出来ないからやらない。コイン上手い人は変態だと思います。

上の動画は練習に色付けただけなので、このままだとマジックじゃなくてパームという “行為” ですから、このパームの仕方に持っていける方法を考えて作ったのがこれ。

というのはまぁ嘘で、これはDavidRothのWingedSilverをもとにして出来上がったものです。

なんでこんな形に出来上がってるんじゃい、と思われる方のために経緯をご説明しましょう。

 

ある日、トマト大好きあすぱらさんが年末に向けて大掃除をしていました。

大掃除の途中、あすぱらさんは普段片づけを行う際に、あえて目を逸らしていたマジック関連のデックやらDVDやら本やらが積まれた一角に挑戦し始めました。これは大仕事です。

ちょっとコーヒーブレイクを入れてから腕捲りをして作業に取り掛かりましたが、本やDVDを手に取るたびにそれを観たり読んだ時の記憶がよみがえってきます。あの手順を良く練習したなぁとかそんなん。

ビル・マローンのDVDが出てきたとき、その巻の内容を良く覚えていなかったので改めて観ておこうと思いました。こういう記憶が曖昧な本やDVDをもう一度確認すると新しい発見が良くあるのです。

PCにDVDをセットしながら思いました。
「今日はもう掃除終了でいいや」

 

こうして一番大がかりともいえる整理を完了しないまま年を越してしまった今、あすぱらさんはとても後悔しているのです。

 

「Table de Fly」

テーブル で フライ。揚げ物的な。

最初は3枚の銅貨で有名なジョークに沿った手順を作ろうと思ったのです。

そのジョークというのはこんな感じ。

 

ある日、3人の兄弟が無人島に流されてしまった。
3人は生きるために必要なものを島のあちこちで探している途中、奇妙な古いランプを見つけました。
ランプをこすると魔人が現れて3人に言いました。

「一人につき一つずつ願い事を叶えてやろう。だが同じ願いは駄目だ」

最初に長男が言いました。

「家に帰りたい!」

ポーン!長男が家に飛んで帰りました。

続いて次男が願い事を考えましたが、長男と同じ願い事は叶えてくれません。そこで次男はこう言いました。

「家のお風呂に入りたい!」

ポーン!次男が家の風呂まで飛んで帰りました。

最後に三男が願い事を考えて言いました。

「兄さん達に会いたい!」

ポーン!長男と二男が無人島まで戻ってきました。

 

なんでこのジョークに沿った手順を考えようと思ったかはビル・マローンのDVDからなんですが、それはもう上で述べましたね。

要はキックバックの手順なんですが、やっぱりレギュラー3枚だけで演じようとすると難しいのです。
エキストラコインを1枚使うと割と簡単に組み立てられるんですけど、僕は最初から最後までコインを隠しておくのが結構嫌いなので(だって難しい!)、シェルコインを使おうと考えました。

ただ、最後のキックバックでやっぱり片手に1枚余分に残ってしまいますから、こいつをどうにかしたかったんです。

 

そこで、見せるコインを3枚と異なる色の1枚、計4枚にしてイレギュラーなコインをぶっこんでみました。色々弄ってみてSun&Moonのガフを使えば上手くいきそうだと感じました。Sun&Moonのセット大好き。

ストーリーを3兄弟が父親(もしくは母親)のもとへ戻ろうとする、と変えれば、最初と最後で片方の手に色の違うコインがあってもOKでしょう。

で、ジョークにこだわるのであれば、テーブルの上で通常のコインアクロス風よりも、3FLYの方が「飛んでいく、戻ってくる」という見せ方に合っていると思いました。

これで、最初に見せた色の違うコインのもとへ3枚が集まる、というように見せてキックバック。最後に残っているのはそれぞれの手に色の違うコインと3枚のコインのみ、という形で終われますね。

 

問題はキックバックの部分で、ガフセットひとつ使っていても、1枚だけ片手からバックさせないといけません。ここでMAPASS使おうと思いましたが、パスを受け取る手には既に1枚パームしてますので、音を立てないようにパスするのがなかなか難しい。

ここで、ん?と思いました。

既に1枚パームしている状態から音を立てずにもう1枚パームする?

あれが使えるじゃーん!

で、ああなったのだー。

2015

茶色というより黒色になるんだな

ショップにコイン商品を補充しました。

 

秋花粉のせいでしょうか、朝起きると目と喉が痒い今日このごろ。
秋から冬になる時期の外の香りが好きなのですが、だいたいマスク着用ですあすぱらです。

 

マニアックな世界になるほどモノへの拘りは強くなるのですが、コインマジックの場合は古い銀貨を使いたくなりますね。

もちろんマジックを演じるうえで色々なメリットがありますけど、やはりそこには銀貨のメリットなどを度外視した、まぁその、「物欲」が働いているのも確かでしょう。

古い銀貨を使うマジシャンはコインを磨く人と磨かない人がいるそうです。

ちなみに僕は磨きます。
やっぱりマジック見ている人に触ってもらうこともある以上、汚れたような見栄えでは失礼かな、と思うからなんですね。

ただし磨くと古いコイン特有のぼやけた感じは無くなってキラキラします。それが嫌だという人も結構いるでしょうし、マジックの雰囲気に合わせて古いコインを選んでいる場合は古い状態のままが好ましいでしょうね。コインを重ねた時のチャリチャリという音が鳴りにくいのも磨いていない古いコインの特徴です。
そういえば Homer Liwag はコインの縁をあえて磨かない事で、3FLYなどを演じる際に重なったコインの陰影で、何枚持っているのハッキリ見せられると言ってましたね。

まぁ上手い人は古かろうがキラキラだろうが上手く見せるので、やっぱりマジシャン自身の好みに終始するのでしょう。

 

ところで、古い銀貨古い銀貨と言ってますが、比較的新しい銀貨をそのまま放置しておくと、どうなるのでしょう。

実は無くしたと思っていたフランクリン銀貨が一個出てきたのですが、3年くらい経ってますと、銀貨は黒くなるんです。

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錆びている、ということですから赤茶色とかになるかと思いきや、黒なんですなぁ。

ケネディ銀貨と比べると分りやすいですね。

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これ、このままスペルバウンドに使えるレベルの色違いです。磨くと同じ色になるんですけどね。

これはこれでカッコいい。
フランクリンさんにはこのまま真っ黒を突き進んでもらおうと思います。渋いぜ。。。。

 

結構前にMAPASSを使った「ピュアアクロス」というコインの移動現象の小品を動画にチロっと載せましたが、4枚のアクロスの最後の1枚をどうにも移しにくいと思っていたのです。

で、先日MAPASSのテーブル貫通を動画で紹介しましたが、それやってるときに思ったんですよね。何かひとつを先頭にすればカモフラージュ出来るかも。

そういうつもりは無かったんですけど、ハンピンチェンを使ったコイン作品のバリエーションになりました。へびにょろにょろ。

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